India Note|インドの現代を知るウェブメディア

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インドで激化するタクシー配車サービス戦争。Uber,Olacab,Taxi for sureのどれを使う?

インドで激化するタクシー配車サービス競争

タクシー配車サービスと言えば、昨年から世界展開しているUberが有名ですよね。
東京でも若者を中心に、最近ユーザーが急激に増えてきているそうです。

一方で、インドでは世界最安値の三輪タクシー”オートリキシャー”が走っていることもあり、タクシー会社によるユーザー獲得・価格競争は熾烈を極めています。
今回はそんなインドで使えるタクシー配車サービスを”独断と偏見による評価”と共に紹介したいと思います。

Uber

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Uber

おすすめ度:3
安全度:5
快適度:5
利便性:3
コスト:2

【運賃(※以下全てバンガロールでの料金)】
初乗り50Rs
1kmあたり+15Rs
1分あたり+1Rs

言わずと知れたタクシー配車サービスの大御所ですね。
スマホの地図アプリを利用したサービスとして、現在世界45カ国で利用することができます。

クレジットカード登録をして、キャッシュレスで乗れるので、海外旅行でも非常に重宝するサービスです。
インドではデリー/グルガオン/ムンバイ/バンガロールなどで利用することができます。

インドの中では割高なサービスになるのですが、ほぼ100%の確率で運転手が英語を話せるという点で安心感は抜群です。
プロモーションコード(x3y89)を打ち込むことで、初回割引を受けることもできるので、ぜひ一回は利用してみてください。

OlaCab

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Olacab

おすすめ度:4
安全度:4
快適度:4
利便性:3
コスト:3

【運賃】
初乗り150Rs(8kmまで)
1kmあたり+13Rs
1分あたり+2Rs

先日ソフトバンクの孫さんがこの会社に投資をしましたね。
詳しくはこちらの記事で

インドのタクシーサービスでは、Uberと並ぶ2強の一角だと思います。
最低金額が150Rs(約300円)となっているので、近場での利用にはあまり向いていないのですが、ホテルから空港までの長距離の移動にはオススメのサービスです。
(予約はアプリ、ブラウザ両方から可能です)

ただここ数日は、アプリの起動が非常に遅くなったり、クレジットカードの利用ができず現金払いになることがある点ではUberよりも利便性は落ちると思います。
こちらもプロモーションコード(JB4W5A)を利用することで、初回乗車時に100Rsの割引をしてもらえます。

Taxi for sure

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Taxi for sure

おすすめ度:5
安全度:3
快適度:3
利便性:2
コスト:5

【運賃】
初乗り49Rs(4kmまで)
1kmあたり+14Rs

ここ最近、Taxi for sureは料金が改訂されたことでインドで乗れる最安値のタクシーになりました。
4kmまで49Rs(約100円)という破格の値段で、場合によってはオートリキシャーよりも安く乗ることができます。

運転手がローカルのインド人であるために、アプリでタクシーを呼んだあとの電話がかなり面倒という点、夜遅くになるとほとんどタクシーが走っていないという点が厄介なのですが、それを除けばインドで一番おすすめのタクシー配車サービスです。

MegaCab

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Megacab

おすすめ度:2
安全度:3
快適度:3
利便性:3
コスト:2

【運賃】
初乗り80Rs(4kmまで)
1kmあたり+19.5RS
電話配車の場合+35Rs
1時間待たせるごとに+40Rs

インドでは昔からあるタクシー配車サービスで、基本的には電話をかけてタクシーを呼ぶことになります。
最近競合他社に追う形で、アプリもリリースしておりPCやスマホで予約をすることもできます。

ただ電話で配車した場合、乗車料金にプラスして配車料金もとられるので、少々割高な乗車にはなります。
地方ごとにかける電話番号が違うので、WiFi環境が安定していない場合は、事前に電話番号だけチェックしておくようにしましょう。
デリー:+91-11-41-414141
ムンバイ:
バンガロール:

MeruCab

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MeruCab

おすすめ度:3
安全度:4
快適度:3
利便性:3
コスト:2

【運賃】
初乗り80Rs(4kmまで)
1kmあたり+19.50Rs
15分あたり+Rs10

トリップアドバイザーから賞ももらっているインドの配車サービスで、インドの多数の都市で利用することができるのが特長です。
現在、デリー、ハリダバード、ジャヤプール、ムンバイ、バンガロール、チェンナイ、カリカット、Ahmedabad、Vadodara、Surat、Pune、Chandigarhの12都市で利用することができます。

他のサービスに比べると割高にはなりますが、キャッシュレスで利用できて、7日前から予約もできるというのがオススメポイントです。
緑色のタクシー(※白色もある)はタクシーを呼ぶ際に見つけやすいので、そのような点もオススメなポイントです。
こちらもプロモーションコードを打ち込むことで、初回に150Rsの割引が受けられます。

オートリキシャー

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おすすめ度:5
安全度:2
快適度:1
利便性:5
コスト:4

【運賃】
初乗り25Rsから
(※要交渉/相場は1kmあたり10Rs~25Rs)

配車サービスではありません笑
言わずと知れた世界最安値の三輪タクシーで、どこにでもいますし、どこでも運転手に声をかけられます。
インドに来たら一回は乗りましょう笑

レンタカーサービスも登場

最近は海外の旅行者や高所得者層向けに、レンタカーの配車サービスも登場しました。
まだリリースしたばかりで、iOSに対応していなかったり、利用できる範囲も限られているのですが、今後インドにくる外国人が増えるに従って利用者も増えるのではないかと勝手に予想しています。

タクシーに比べればもちろん高くなりますが、自由に遠距離の移動もできるという点ではいいかもしれません。
ただインドの交通状況はかなり最悪なので、事故のリスクも考慮して、あまり日本人にはオススメできないです…

Savaari

今後の展望

自分は上記の配車サービスしか知りませんが、今後このような形態のサービスはもっと増えてくるんじゃないかと思います。
インドにはもちろん上記以外のタクシー会社も多数存在しています。

ただインドのスマホユーザーはここ数年で爆発的に増えていますし、街中、インターネットの両方で、これらのサービスの広告は度々見かけます。
今後もこの戦争はさらに激化しそうですが、その分ユーザーにとってはサービスの質が上がるので、そんな競争を楽しみながら今後の展望を追っていきたいと思います。

【参照】
https://www.techinasia.com/startup-fills-gap-uber-ola-age-taxi-services-ignore/

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