India Note|インドの現代を知るウェブメディア

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【大注目】2014年インドスタートアップ市場を席巻したITベンチャー7選①

世界が注目するインドITベンチャー市場

この一年、インドでは多くのITベンチャー企業が資金調達を実施して、多くのニュースが流れていました。
AmazonのCEOジェフ・ベゾス、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグと、今をときめく世界トップの起業家もインド市場に注目しています。

さらに、Googleのインドでの売り上げが前年比で2倍近くなるなど、インドのIT市場はここ数年破竹の勢いで成長しています。
そんなインドIT市場を今年一年席巻したスタートアップを、2回に分けて紹介したいと思います。

これから更に熱を帯びそうなインドIT市場。今回紹介するスタートアップは要必見です。

OLA(オラ)

ola cabs
OLAはインド国内最大のタクシー配車サービスで、タクシードライバーと利用者をインターネット上で繋いでいます。
アプリでタクシーを即時に予約でき、オンライン上で支払いも完結させることができます。
インド19都市でサービスを展開しており、現時点で3万3千台以上の車両を配備しているそうです。
最近、元Googleの二ケシュ氏がCEOに就任して話題になったSoftBank Internet and Media社が2.1億ドルを投資しました。

Quikr(クイッカー)

Quikr
2008年7月に立ち上げられたQuikrは、インド83都市で毎月1700万人の個人ユーザーと零細企業が使うCtoCサイトです。
“O to O”を中心に”売りたい人”と”買いたい人”の両者をマッチングし、オンラインで決済を完結することができます。
先日、スウェーデンの投資会社Investment Kinnevikから9億円を調達するなど、今後インドのEC市場を大きく変える可能性を持ったスタートアップの一つです。

Zomato(ゾマト)

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昨日も紹介したオンラインレストラン検索サービスZomatoです。
シンプルかつキレイなインターフェイスと全店舗統一された情報で競合他社サービスの2・3歩前を走っています。

Zomatoはインドの名門ネット系上場企業Info Edgeから4回に渡り資金調達を行っており株式の50.1%を保有されています。
また、シリコンバレーに拠点を置くベンチャーキャピタルSequoia Capitalらが参画するVy Capitalからも1億1300万ドルを調達しました。

Taxiforsure(タクシーフォシュアー)

taxiforsure

Taxiforsureはベンガルール発、9都市で展開するタクシー配車サービスです。
他社のタクシー配車サービスと比べて最低価格が安いこと、また、価格帯のバラエティが広いことが特徴です。

高級なものではジャガーやクラウンなどをハイヤーすることが可能です。
Palo Alto、カリフォルニアに拠点を置くSameer Gandhi、Helion Ventures、Bessemerなどのベンチャーキャピタルよって合計約5000万ドルの資金提供を受けました。

次回は後半3つのベンチャー企業をご紹介します!

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