デイリー食材がオンラインで注文できる！インドNO.1ネットスーパーBigbasket

最近はもっぱらシェアハウスで自炊をしています（僕は買い出し係ですが笑）。
自炊する際に最近よく利用するのが、ネットスーパーのBigbasket。めちゃくちゃ便利なんです。

Bigbasketは近所のスーパーでは屋外で置いてあってちょっと買うのに抵抗のある生野菜や、スーパーではなかなか手に入らない牛肉、豚肉などのお肉などの食材をはじめ、シャンプーや洗剤などの生活必需品までなんでも揃っているオンライン上のスーパーマーケットで、時間指定で自宅まで宅配をしてくれます。

インドで食材宅配って・・・と思う方も多いかと思います。が！そんなことないんです。皆さんが気になる２点お答えします。

①味・・・大丈夫？？

味は正直言ってめちゃくちゃ旨いです！
日本で高級食材宅配企業（O社）の看板料理を食べまくって肥えている僕の舌をもうならせる美味しさです。
特に生野菜。まさかインドで食べることができるなんて。

インドの著名な消費者運動活動家であるJehangir Gai氏もBigbasket愛好家で、

地元のマーケットに売っているマンゴーを食べるのは止めたよ。それは化学物質で汚染されているからね。しかし、Bigbasketは違う。完全にケミカルフリーだ。マトンも同じだ。地元のマーケットのものは洗浄されすぎている。それに比べたら、Bigbasketのマトンはかなり質が良いかな。

と太鼓判を押しているくらいです。

昨日は正月！ということで日本食が恋しくなり、鍋パーティーを開催したのですが、出汁をとるための乾燥キノコからつみれを作るための鶏肉まで全てをBigbasketで調達し、味も大満足でした。

Bigbasketの食材なら日本と変わらないクオリティの料理を再現できます。

どうせインドのことだし、届かないんでしょ？

いえいえ、そんなことありません。２時間半刻みで時間指定もできますし、その時間通りに自宅まで届けてくれます。
（宅配員が家の中に入るとき靴を脱ぐのがかわいいです。笑）

前述のJehangir Gai氏はBigbasketのロジスティックについても「Bigbasketは配達時間を自由に指定できるし、ほとんどその時間に遅れることがないんだ。」と太鼓判を押しています。
さらにもし配達時間に遅れてしまった場合、購入価格の１０％のキャッシュバックもしてくれるそうです。自信があるから導入できる制度ですね。

（シンプルなUIもグッド！）

拡大し続けるBigbasketの可能性

Bigbasketは2011年にV S Sudhakar氏、Hari Menon氏らを中心にバンガロールで設立されました。
2012年にはハイデラバード、ムンバイに進出し、続いてデリーとチェンナイ、プネ、アムデバード、コルカタにも拡大しています。続く3年間で10都市に広げる予定だそうです。

それもそのはず。
なんとBigbasketでは月当たり25~30％の早さで顧客注文数が伸びています。
しかも、60~70％がリピート客です。

上記の味、ロジスティックの部分を含め、顧客満足度が非常に高いことを物語っています。
（この数値は本当に驚きです。僕がインターンしていた会社もリピート客を増やす努力を死ぬほどしていたのを思い出しました。）
進出都市を見る限り、まずは主要都市を抑えていく戦略を描いているBigbasketですが、今後は地方都市にも販路を伸ばしていきたい、と経営陣は語っています。
大都市内にロジスティクス網を作り上げ、それを近郊大都市と繋ぐ事で、その間にあるローカル地域を含めより大きい範囲をBigbasket利用可能地域にしていくそうです。

この計画は非常にチャレンジングですが、安全でおいしい食材をより多くの人に届けるという意味で非常に意義があるものだと思います。
また、Bigbasketは日本にある食材宅配のように敷居が高いわけではないです。

高級な食材ばかりではないですし、注文下限料金もなく、送料も非常に安価なので、誰でもでも使いやすい本当に良いサービスです。
個人的にはめちゃくちゃ応援しています。

Bigbasketみたいなネットスーパーが日本にもあったらなーと思います。
（日本ではもちろん人件費とかマージンとか経費の問題で難しいのですが。）
今年はインドでもBigbasketのような食材のネットスーパーやファッションなど１つの分野に特化したECが流行りそうな予感。大注目です。