India Note|インドの現代を知るウェブメディア

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チェンナイでインド人と共同生活をして。インドの魅力と日本のありがたさ

生活して気づいたインドの魅力

チェンナイでの生活を初めて早4ヶ月。
今更な感じもあるけど、インド人との共同生活で気づいたインドの魅力を今回は紹介します。
インドの魅力は一言で言うと、「家族の絆が強い」、「人があったかい」
どのインターン先へ行ってもとても親切にしてくれる。
(ほぼインド人は優しい。ピュア?無邪気?なんかかわいい。※観光地は除く)

ホステルのみんなといると和やかだなって思います。
いつも家族のように私を思ってくれる人がいる。
外国人だからって差別されないし、むしろすごい絡んでくるし親切にしてくれる。
(街中で興味本位で遠慮なく見られることはある)

そんな「当たり前」に感謝して感動できる。

「当たり前」な日本での生活

日本と比べたら、不便なこと、困ったこと、え…(衝撃と困惑)ってことは山ほどある。
毎日が旅で泊まっている宿のような感じ(それよりはいいか)の生活。

今まで20年間ずっと日本の環境で育ってきたから、清潔で、便利で、快適な環境が当たり前なんだよね。
だからホステルでの生活も、他のお家に泊まったときに知るインドの暮らしにも衝撃を受けて、不便、大変だって感じちゃう。
この生活しか知らなかったらそんなこと思わないのに。

ホステルでの暮らしも、きっとわたしだけが(じゃなくても私がより一層)そうやって思ってる。
半年っていう期間限定だから住むことができるし、慣れてきた今でも汚いし、お風呂嫌だなーって思うもん。
日本と同じ水準の暮らしがいいな~って。

だからどんなに焦げても、インド人ぽくなってきても、それは気触れにしか過ぎないのかも。
結局自分の根っこの部分にある”日本人”は変わらない。
だから「インドで売れる商品を見つける」という課題は未解決のまま。
みんなと同じ生活をしていても「日本人」の私じゃずっとわかんないと思う。考え方が大きく違うから。

家族がいるから幸せなインド人

私にとっては部屋が小さくて、家具もそろってないと思う環境でも、インド人にとっては家族みんなで過ごせる素敵な暮らしで、不満も不便なことも特にない、にぎやかで、満足な暮らしだって思うんじゃないかな。
実際に、一緒に住んでいるインド人はみんな現状で満足って言ってた。
まあ日本人の生活を知らないからそう言えてるってとこもあるけど。

お家によって暮らしの水準は違うけど、どのお家もたくさんの愛でいっぱいで、幸せのオーラでいっぱいだった。
家族や親戚と過ごす時間がいっぱいあってとっても憧れる。

もちろん生きるのに必死な人も、さすがにここはまずいでしょ、って思うくらい悲惨なところに住んでいる人もいる。
そういう暮らしは改善されてほしいけど、どんなに発展してもこの素敵なあったかくて明るい雰囲気はなくなってほしくないな。

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