India Note|インドの現代を知るウェブメディア

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インドに来るからには知っておきたい!クリケットのルールって?

インド人に空前絶後の大人気スポーツ、クリケット。

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最近サッカーも人気が出てきていますが、インドにおけるクリケット人気は停まることを知りません。
もちろんプロリーグはあり、人気選手は日本円にして年収25億を稼ぐそうです。

そしてなんと、僕が愛読しているインドで一番の新聞”Times of India”にはスポーツ欄の他にクリケット欄があるくらいです。
そのくらいインド人はクリケットの試合結果に注目しており、まさにクリケットはインド人にとって国民的スポーツと言えるでしょう。

せっかくインドに来たからにはクリケットの試合を見に行ってみたい!という方も多いと思います。
えっ、でもクリケットのルールって難しいんじゃないの・・・?

いえいえ、そんなことはないのです。

クリケットはシンプルな基本のルールさえ理解しておけは充分に楽しむことのできるスポーツなのです!
そこで今回は国際大会などのスタンダードとなっているTwenty20(トゥエンティートゥエンティー)と呼ばれる形式を解説します。

クリケットの国際ルール”Twenty20″

クリケットの試合は11人1チームの2チーム対抗で行われます。
まず、両チームのキャプテンがコイントスによって先攻・後攻を決めます。
9回交互に攻守を行う野球とは違い、クリケットは両チーム1回ずつしか攻守を行いません。
そして、両チームはこの1回の攻撃でどちらが多くの得点を上げることができるのかを競います。

【クリケットの試合会場(コート)】

まず初めに、クリケットの会場について説明します。

ウィケット

3本の棒(スタンプ)を立て、その上にベイルをおいた物。

ピッチ

投球や打撃が行われる場所。グラウンドの中央に位置し、ピッチの両側にウィケットを立てます。

バウンダリー

ここを打球がゴロで越えると4点、ノーバンドで越えると6点獲得できます。

この中のピッチと呼ばれる長方形を中心に試合は行われます。

【クリケットのポジション】

クリケットには主に3つのポジションがあります。

ボウラー

ボウラーは、バッツマンが打ちにくいように、ボールをワンバンドさせて投げ、ウィケットを倒す事を目的としています。
投球は片側のウィケットから反対側のウィケットに向かって行います。

バッツマン

バッツマンはボウラーが放ったボールをウィケットを倒させないように打ちます。
クリケットにはファールゾーンがなく、360度フィールダーがいない場所を狙って打つことができます。
バッツマンはウィケットを倒されなければ、空振りを何回してもアウトになりません。

フィールダー

フィールダーはバッツマンが打った打球を捕球し素早く、ウィケットの前にいる捕手に投げ返します。

【クリケットの攻撃】

得点の入り方にもいくつか種類があります。

ラン

ラン

打撃後、バッツマンがバットを持って走ります。
守備側の返球でウィケットを倒されるよりもクリース(下の図を参照)を超える1点が入ります。
往復することができれば2点です。

フォー

バットマンが打った打球がバウンダリーをゴロで超えた場合4点が入ります。

シックス

バットマンが打った打球がバウンダリーをノーバウンドで超えた場合6点が入ります。
野球でいうホームランですね。

攻撃側は以上の得点方法でより多くの得点を稼ぐことを目的としています。

【クリケットの守備】

次に守備側の説明です。
守備側は逆に攻撃側の得点を最小限に抑えなければなりません。

クリケットではバットマン全員をアウトにしたところで攻守交代となるので、守備側はできるだけ早くバットマン全員をアウトにすることを目指します。
アウトには主に以下の種類があります。

ボウルド

ボウルド
ボーラーが直接ウィケットを倒します。

コウト

こうと
フィールダーがノーバウンドでボールを捕球します。

ランアウト

ランアウト
走っている2人のバッツマンのが、クリースに到達する前にウィケットを倒します。

いかがでしょうか?
上記の基本的なルールが分かっていれば、もう困ることはありません。
もし心配なら、この動画を見てクリケットの概要を掴んでおきましょう!

皆さんもインドに来たからには、クリケットを観戦に行ってインド人と盛り上がりましょう!

画像・参照:http://www.cricket.or.jp/what_is_cricket/

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