India Note|インドの現代を知るウェブメディア

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訪れる人を絶対に後悔させないインドの世界遺産、”ハンピ”ってどんなところ?

インドで一番感動した街”ハンピ”

皆さんはインドに行くととしたらどこを訪れたいですか?
デリーから入り、アグラに行った後、バラナシへ行く、タージ・マハル、ガンジス川・・・。王道のコースですね。

インドを旅行する人は首都ニューデリーにあるインディラガンディー国際空港から入り、北インドにある観光スポットを中心にまわる人が多いと思います。
しかし、僕がいる南インドにも魅力的な観光地がたくさんあるのです。今回はその中でも多くのバックパッカーを惹き付けてやまない、ハンピをご紹介します。

ハンピはインド南部カルナータカ州に位置する小さな村で、かつてはヴィジャヤナガル王国の首都であったところです。
高校で世界史を勉強していた方は、ヴィジャヤナガルという名前のほうが馴染みがあるかもしれないですね。
(僕もここを訪れるまでハンピという名前は知らず、ヴィジャヤナガルの現在の地名だよ、と聞いてへー!!となりました。)

ハンピに残存する都市の遺構は1986年、ハンピ建造物群の名称で世界文化遺産に登録されました。
イスラーム王朝の侵略により遺跡の多くは破壊されてしまいましたが、現在でも約40棟の建造物が残っており、さまざまな水道橋、神祠や望楼、柱廊や浴場、要塞なども散在しています。
また、ここハンピは世界中のロッククライマーが集まる、岩の名所でもあるのです。
周りは巨大な岩で囲まれていて、360度絶景が広がっています。
今回はその中でも僕が特に感動したスポットを紹介します。

 

ヴィッタラ寺院

ヴィッタラ寺院はハンピ北東端に所在するヴィッタラ寺院は16世紀に建立された寺院で、ヴィジャヤナガル様式の最高傑作といわれ、非常に美しい外観を残しています。
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(美しい外観を保っているヴィッタラ寺院)

 

ヘマクータの丘のガネーシャ寺院

ハンピの中心にある集落から丘の上まで歩いていくと、巨大なガネーシャ像がそびえたつ寺院が見えてきます。坂を登るのが一苦労ですが、その迫力に圧巻されること間違いないです。

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(巨大なガネーシャ像が見るものを引き込みます)

 

ヴィルパークシャ寺院

ハンピにある遺跡の中で一番感動したのがヴィルパークシャ寺院です。ハンピの中心街から徒歩5分ほどで今まで見た中で最も巨大で、威風堂々としたヒンドゥー寺院を拝む事ができます。夕日があたった瞬間の美しさは息を飲むほどです。

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(威風堂々と佇む、ヴィルパークシャ寺院)

 

マタンガヒル

マタンガヒルはハンピの中心街から徒歩10分くらいにある小高い丘です。
傾斜が急な岩の道を登って頂上まで行くと、思わず叫びたくなるほどの絶景が広がっています。
自然の力って凄いなと改めて思い知らされます。

特におすすめなのが、頂上から見る夕日です。
延々と続く巨大な岩の向こう側の地平線にゆっくりとオレンジ色の太陽が沈んでいく景色は、非常に荘厳で息を飲みます。

 

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(ハンピを一望できるマタンガヒルの頂上からの景色)

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(マタンガヒルの頂上から沈んでいく夕日を拝む)

ハンピの名所の数々、いかがでしょうか?
改めて自然の凄さとか、人間の凄さとかを感じられる素晴らしい世界遺産ですよね。
ここハンピには、バンガロールから夜行バスで8時間程度でたどり着くことができます。

バンガロール→ハンピの夜行バスチケット情報

ハンピに訪れる場合は、遺跡を見て廻るだけでもものすごい時間がかかるので最低でも一泊二日で予定をたてるのがおすすめです。
また現地には日本人の女性がインド人の旦那様と経営されているゲストハウスもあるので、インドに慣れない方でも安心して滞在することができます。

インドに旅行に来る際は、他では絶対味得ない雰囲気を感じる事のできる世界遺産、ハンピにぜひ訪れてみてください。

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