インドの圧倒的教育水準の高さ
日本人はインドの教育について聞かれても、あんまりピンと来ない方が多いと思います。
でも、いまやインドの教育水準は世界一と言っても過言でないぐらい進んでいます、
インドでは国から約20弱の言語が国語として認定されいてることもあって、インド人は皆最低でも3カ国語(ヒンドゥー語、英語、その地方の言葉)はペラペラです。
加えて、数字を扱うことに圧倒的に長けており、99×99までは完璧に暗記しているそうです。
トップクラスになればなるほど英語の訛りは消えていく
日本人はインド人の英語に対して非常にマイナスなイメージを持ちがちです。
でも正直、ここバンガロールに限って言えば、街中の若者でもそこまで訛りがひどいとは思いません。
自分のルームメイトのVinayも地方出身者ですが、英語の訛りはそれほどひどくはありませんし、オートリリキシャーのおっちゃん達も、ゆっくり話せば十分に言葉は通じます。
特にインドのトップクラスの人材になると、もう完全にネイティブ英語を話すので、環境さえ選べば十分に英語力を身につけることも出来ると思います。
IT・科学・医学・哲学・文学の各分野で世界トップクラスの教育
ここはみなさんのイメージ通りかもしれませんが、インドは理系の分野で圧倒的なポテンシャルを秘めています。
特にITの分野に関しては国をあげての取り組みとなっており、インド人プログラマーは基本的な言語は一通り学ぶことになっています。
さらにインドは様々な歴史・文明・宗教が入り乱れて形成されている国でもあり、インド哲学やインド文学の奥深さには計り知れないものがあります。
一方で経済、経営、法律といった分野に関しては、まだまだ日本の方がレベルが高い気がします。
圧倒的コストパフォーマンスを誇るインドの学術機関
ここまでインドの教育水準の高さを説明しましたが、何よりもインドがすごいのは教育のコストパフォーマンスに関してです。
インドの教育にかかるコストの安さは半端じゃありません。
一年間ITの専門学校に通っても、10万円(5万ルピー)以下で済んでしまったり、大学も日本に比べて3割〜半分程の学費で十分に足りてしまいます。
国として教育に徹底して力を入れていることもあって、インド人、外国人に限らず、ほぼ全ての人が高水準の教育を受けられる環境が整っています。
中にはアラブ諸国の王子が、インドまでわざわざ英語を学びにきていたりするなんてケースも少なくないようです。
欧米企業も企業研修でインドを利用
高い教育水準に、圧倒的なコストパフォーマンス、加えて物価の安さということも考慮されて、欧米系の企業ではインドで企業研修を行うケースも少なくないようです。
自分が受けている授業の先生もSAMSUNG出身で、SAMSUNGの社員向けにITの教育を行っていたと聞いています。
授業は鬼クソ早いですが、説明してくれる英語は流暢で、非常に分かりやすい説明をしてくれます。
ちょっと調べただけでも、IT、英語、会計など様々な分野の学校がそこら中に乱立していますし、その環境を活かさない手は無いんじゃないかなと思います。
実際インドの物価であれば、日本の固定費だけで授業まで受けることができますし、お金がなくて留学を諦めかけてるなんて人から、刺激ある留学をしたい人にはぜひぜひインドに来てもらいたいなと思います。
ではでは
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