India Note|インドの現代を知るウェブメディア

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インドでのクレカ利用は大丈夫?ルピーの両替とキャッシングの準備は入念にしよう

インドの通貨ルピー

インドの通貨単位はルピー(Rs)で、相場は1Rs1.5円〜1.8円です(2016年6月現在)。
ドルやユーロと異なりインドルピーを日本国内で両替する方法はありません。
インドは外貨に対する取り締まりが非常に厳しく、インドルピーは国外に持ち出すことが禁止されています。
そのため多くの日本人は、インドに日本円を持ち込んで現地で両替をする必要があります。
(※もちろん日本国内でルピー→円の両替もできません。)

シンガポールやスリランカなど、インド人が多く滞在する国ではインドルピーの両替もできますが、基本的にインドルピーの両替はインド国内でしかできないと考えたほうがいいです。

インドでの決済・支払い事情は?

インドでの支払い方法は現金かクレカの2択です。
デリーやバンガロールなどの大都市ではクレカ文化もかなり進んでおり、大抵の飲食店やホテルではクレカを利用することができます。
もしリキシャーでの移動等が少ないのであれば、クレカ一枚でインドで過ごすことも不可能ではありません。

ただインドではJCBやアメックスなどでは利用でき無い店舗もまだ多いので、VISAとMasterを一枚ずつ用意しておくのが確実です。
[おすすめのクレジットカード一覧]
セブンカードプラス

楽天カード

三井住友VISAカード

インドでのクレカ利用は本当に大丈夫?

インドというとまだまだ日本人から危険なイメージを持たれがちで、クレカ利用に関しても下の記事のように不安を抱く人は少なく無いと思います。
参考:インドのクレジットカード事情 注意点など

しかしインドでは決済代行を行う企業もここ数年でかなりの数が増えてきており、そのセキュリティの精度は企業同士の中の競争で年々高まってきています。
過去にはクレジットカード情報を盗まれてカードが偽造されたなどの話が出回ったこともありますが、そのようなケースはここ数年ほとんど聞いたことはありません。
そもそもインドは通貨の流通量が少なく、現金だけで過ごすのはそれなりにストレスのかかる毎日になるので、飲食店やスーパーでの買い物なら少額でも、クレカを利用することをお勧めします。

現金で下ろせるのは月に5万Rsまで

インドでは月にクレジットカードで下ろせる現金の限度額が決まっています。
月に5万Rs(約9万円)の上限がついているため、現金で家賃の支払いや高額な買い物をするとなると注意が必要です。

また前述したようにインドは慢性的な通貨不足で、どこのお店に行ってもお釣りが不足しています。
レジでざっくりとしたお金を渡すと、「Do you have change??」と聞かれます。

インドルピーは小銭が1Rs、2Rs、5Rs、お札が5Rs、10Rs、20Rs、50Rs、100Rs、500Rs、1000Rsとなっているのですが、両替所では100Rsと500Rsを渡されることがほとんどです。

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そのため、普段から物はまとめて買って、小銭はうまくストックできるようにしておくことがおすすめです。

特にリキシャーとの交渉の際に、小銭が無いと非常に交渉が難航しますので、普段から小銭は多く持ち歩く癖をつけるようにしましょう。

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