India Note|インドの現代を知るウェブメディア

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【海外インターン】IT初心者の僕が、休学してバンガロールのスタートアップでインターンを始めた理由。

バンガロールに集う若者たちのリアル

志高い若者が更なる成長の機会も求めて、インド・バンガロールを目指しています。
今回はその中の一人で現地のスタートアップのインターンに挑戦中の大学生の伊藤さんにお話をお聞きしました。
インドやその他海外でのインターンを考えている皆さんの参考になれば幸いです。

1.はじめに

みなさんはじめまして。2014年11月1日からバンガロールでインターンをしている伊藤耕平です!

India Note 顔写真のコピー

大学を1年間休学してバンガロールに来てから3か月目に突入しました。
ぼくはITの全くの素人なのですが、なんとインターンとしてIT都市バンガロールに飛び込みました!
この記事ではバンガロールでインターンをしようと思った理由について書きましたので、海外でのインターンを検討している方はぜひご一読ください!

2.自己紹介~大学1年半ぼっち~

大学に入ったわたしは今までにない精神の高揚を味わっていました。「楽しい大学生活」を存分に満喫できる!と心躍っていたのです。
1年間暗い浪人生活を送っていたのでなおさらその思いが強かったのを今でもはっきりと覚えています!

だが、しかし。
その想いは大学入学1週間で違和感へと変わっていきました。
「新歓がつまらん・・!!w」
みんなが楽しそうに集団で勧誘したり、アゲアゲテンションで楽しそうにしているのを見て、「うーん、ちょっと違うんだけど・・・。」と思ってしまったのです。
昔から集団で行動するのが苦手だった自分は、新歓やサークルに好意を抱くことができませんでした。
結局「何か入らねば」というある種の義務感から、集団行動の臭いが一切しないボクシングサークルに入ることに決めました。

更に、大学生活をはじめて1つハマってしまったものがありました。それが「読書」です。

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生まれて初めて(?)自発的に近くの書店に足を運び、本を読みました。その最初の1冊が「なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?」でした。
この本のおかげで(せいで?)日本の大学の制度がいかにずれているかを認識でき、よりグローバルな視点で自分の大学生活を考えるようになりました。「将来、必ず海外に出たい!!」という想いが高まったのもこの頃でした。その後も本に没頭し続け、その想いは日に日に強くなっていきました。
そして大学入学から1年半が過ぎたころ、海外に行きたい!!と思う気持ちが抑えきれなくなり、海外インターンにいくことに決めました。

3.大学を休学し、バンガロールでインターンを決めた理由

さて、ぼくは、以下の3つの理由からバンガロールでインターンをすることに決めました。

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➀自分の得意分野、苦手分野をハッキリさせる為
➁志の高い人がバンガロールに多く集まっていた為
➂1年休学したとしてもリスクが少ない為

➀は最も顕著な理由です。大学生活のほとんどを本に費やしていたぼくでしたが、1つだけ「大学生活で必ずこれだけはやらなければ!」ということがありました。
それは「自分の得意分野は何か」を見極めることでした。そのために、様々なことに一生懸命に取り組める場所にいきたいと思ったのです。確かにバイトやサークルでも自分の得意分野を見つけることができるかもしれません。ですが、バイトやサークルだと、自分の場合サボってしまうんですね笑
一方インターンの場合はより責任も重くなり、一生懸命やらないと達成できないことばかりです。得意分野や苦手分野は一生懸命やった先にのみわかることですから、インターンは自分の目的を果たす為に最適だったのです!

➁について。いくら志高く「がんばるぞ!」と思ったところで、そのモチベーションは長続きしません。何故なら「人は周りの人間に左右される」からです。自分が本当になにかをやりとげたい(自分の場合は得意なことを見極めること)のなら、自分よりはるか先を見て全力で走っている人のところに行く必要があります。マーク・トウェインは著書「人間とは何か」で「人間は全て外部環境で決まる」と断言していますが、これは本当にその通りです。東進の林修先生も「人はどんな人と付き合っているかで決まる」、「志の低い人は避けよ」という内容の発言をしています。ぼくが申し込んだインターン先には、自分の将来について真剣に考え、それに向かって走っている人ばかりだと聞いていたものですから、「そこに申し込もう!」という想いに駆られ、そのまま申し込んでしまいました笑 「インド」に行きたかったわけではなく、行きたいと思ったインターン先がたまたまインドにあったというのが正直なところですね。

➂について。正直、休学することに迷いはありませんでしたが、一応周りに休学のリスクについてきいてみました。その結果「2年遅れまでなら大丈夫!」という意見が多かったので、リスクはそこまで大きくはないなと判断しました。(これには勿論反対意見もあるでしょうが、大企業で人事経験のある祖父が言っていたので信じてしまいましたw)また、休学しようか悩む人から良く聞くのが「人間関係」です。1年遅れたら人間関係がガラっと変わってしまうので心配だ、という内容です。ぼくはその点は全く心配ありませんでした。だって、「どっちにしたってぼっち」なのですから笑ぼくにとって「休学のリスク」はそこまで大きくないと判断し、休学を決めました。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。休学はしようと思えば簡単にできます。勿論ご両親と話したりすることはマストですが、しっかり自分の考えをもって説明することができれば、ほとんどの親は納得してくれるのではないでしょうか。(毒親という言葉もあるくらいですから一概には言えませんが・・・。ちなみにぼくは6回交渉しましたw)この記事がみなさんにとって少しでも参考になるのであれば嬉しいです♪♪♪

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