独特で変わった文化のインド。もう謎だらけ。不思議だらけ。
虜になるか、拒絶するかは一度インドに来たらわかるでしょう~。
と、いうことで!
現在「南インド」に住むわたしが、ぜったいに騙されないで安全に旅をし、インドに魅了されて「南インド」にも来てほしいという思いから人気の「北インド」の旅の仕方をお教えします。
最近、日本人の女性がコルカタで襲われる悲しい事件がありましたが、今回紹介する旅の心得を参考に読者のみなさんにもインドに来てもらいたいです。
2014年4月。
インド初めてならツアーにしたら?という提案を押し切り10か国以上旅をしているんだから大丈夫、という1週間のプランを立てて北インドを旅行しました。
この日程だとデリー、アグラ、ジャイプールor バラナシか全部回ることができます。
今回はその体験を元に、インドを旅行する上での7つの心構えを紹介します。
1.インド旅行は計画的に
チケットはエージェントに頼むのが楽です。
いくつか有名なエージェントがあって、わたしはシゲタでお願いしました。
安くすませたい旅行者は鉄道で移動するのですが、インドに住んでいてもチケットをとるのがめんどくさい。
安くかつ人気路線は数か月前に完売します。
2.初日は送迎付きの高いホテルを予約しておく
私はインドに深夜について朝になるまで空港で待機しました。
思ったより客引きはひどくなかったけど、やはり初インドは怖かった。
リキシャーが疑い深くてたまらない。でもホテルまでリキシャーで行くしか分からない。
で、コイツ。これに捕まるんです。
・観光箇所はなにかしら(ちょっと怖い)理由をつけて休みにする
・道端の人もぐるになっていて助言と見せかけて旅行会社に連れて行かれる
インドに対する「レイプ」や「恐怖」のイメージをうまくつかって巧みに旅行会社へと連れて行きます。
そこらじゅうにある旅行会社とリキシャーの運転手もグルになっているのです。
順調にホテルに着くなんて難しいと思います。
旅行会社についた瞬間、怪しいと思いました。でも看板が同じなんです、本物の観光局と。
どこも「偽」っています。が、口車と友人の押しから入ってしまいました。
3.日本語のできるインド人は基本怪しいと思え
インド人はみんな英語かヒンドゥー語か現地語を話します。
でも観光地には日本語を話せるインド人がいるんです。
言葉が通じない上に、彼らはすごい気さくに話しかけてくるから、ついつい信頼してしまうんです。
でも観光地で日本語を話すインド人は日本人を騙そうとしているので、絶対について行っちゃダメです。
(※地球の歩き方にも書いてありますよ)
4.観光局の場所、外観、電話番号を調べておく
そんなこんなで、やっぱり怪しいのでチケットをお願いしておいたシゲタトラベルやホテルに電話しました。
でもみんなチケットはキャンセルになったとか、ホテルの地区は本当に危険だから。と言うのです。
いえ、違います。
番号通りにかけ、一度切り、ぐるのやつらからかけてくる。ということをしていたのです。
でも何時間も居座り、疲れも溜まってきているので気づきませんでした。
5.チケットは郵送してもらい手元にもっておこう。
私は日本での郵送費をケチって、インドについてからチケットを取りに行こうとしていました。
そのため、旅行の計画がわからず、結果的に現地の旅行会社にプランを組まされることになりました。
この選択をしていなければ今回のミスは防げたかもしれません。
面倒なことを後回しにするから、色々なことが重なり、危険な目に会うことになったのです。
インドに旅行するなら、面倒なことでも準備は入念にしておきましょう。
6.旅慣れしてるから大丈夫という自信は禁物
わたしは、かなり警戒していたし、疑いばかり抱いていましたが、連れ人の「大丈夫じゃない??」という一言と疲れで正常の判断を失い、結局まんまと騙され旅行を組まされたのです。
日本のツアーより少し安めで無事帰ることができたからよかったものの、せっかく練ったプランが崩され、騙されたことですごく不快な気分になりました。
バラナシだけはどうしても自由になりたかったので偽旅行会社の連中に関わらない日程を組みました。
電車の中で愉快な人と出会えたので結果的には楽しめましたが、それでも騙さ多ことはやっぱり悔しいし、嫌な思いにはなります。
(バラナシでも騙しなどあるみたいですが、私はインド人の迎えの人に気に入られずっとタダで案内してもらいました。彼がいい人だったからよかったですね)
7.お金をケチらない
自分のケースは騙されて、連れまわされるくらいで済んだからよかったと言えるかもしれません。
しかし、騙しがビジネスなんて本当に気に食わない。
無理や油断、安全第一を心がけていれば事件に巻き込まれることは少ないと思います。
「騙し」が一番多い被害なのだから。やつらはプロです。とても巧みです。
だからぜったいに騙されないでください。彼らの鴨にされないでください。
初めてなら、少しのお金で安全と楽しい旅を買えると思ってケチらず無茶せず日程を組んでください。
こんな心得を守れば、きっと、すてきな旅行になるはず!
(あとはもうフィーリング。汚いとか言ってたらダメだよ。下痢に関しては何とも言えないです。私は帰国後やられました。友人は正常。ただ意識し過ぎず意識することは大切ですね、きっと)
ぜひみなさんも、インドに魅了されに来てください。
(※南は比較的温厚ですが、観光地ではそういう輩がいます。騙されてますから、わたし…。)